ORIGAMIドリッパーとは|話題のバリスタいち押しアイテムを徹底調査

2019.05.10
SHERE

ジャパンブリュワーズカップおよびチャイナブリュワーズカップのチャンピオンが大会で使用したことをきっかけに、話題となったORIGAMIドリッパー。見た目もおしゃれなNEWアイテムを、THE COFFEESHOPなりに徹底検証してみようと思います。

ORIGAMIドリッパーとは|話題のブリュワーズカップチャンピオンズアイテム

まるで折り紙を折ったような形状からネーミングされたというORIGAMIドリッパー。20のヒダを有する陶器製のコーヒードリッパーです。

Brewers Cup の日本チャンピオンと中国チャンピオンがそれぞれ決勝で使用したことで、一躍有名になりましたが、それは業界内でのお話。

おしゃれなデザインなので、これから一般ユーザーにもどんどん波及し、人気アイテムになっていくのではないかと思っております。

全部で11色がラインナップされていますので、カップの色と合わせて楽しむのもいいですね!

今回の検証では、ブラックを使用しました。

使えるフィルターはウェーブと円錐の2タイプ

ORIGAMIドリッパーに使用できるフィルターは2種類。カリタウェーブ用フィルターと、ハリオV60等に使用する円錐フィルターです。

↑ カリタウェーブのフィルター。ヒダの数を合わせて作っていることがわかります。

↑ 円錐フィルター。こちらも角度に違和感はありません。

変わり種ドリッパーは、専用フィルターしか使えないということも稀ではありませんが、ORIGAMIドリッパーは、角度や形状をしっかりとオーソドックスな他社品に合わせている点、高評価ですね。

なにも考えずとりあえず淹れてみた(ハリオV60レシピ使用)

では、さっそくORIGAMIドリッパーを用いて、コーヒーを淹れてみたいと思います。

手始めなので、特になにも考えず、ハリオV60用のフィルターを使用し、ハリオV60用に設計したレシピで抽出してみました。

抽出結果は

んー、薄い。典型的な抽出不足という結果でした。

ハリオV60ドリッパーと比較して、ペーパーがドリッパーに触れている面積が極端に少ないため、湯が流れるスピードが早く、十分に抽出することができませんでした。

ドリッパーを使用したハンドドリップは『透過式』という抽出方法ですが、お湯を通すタイミングや時間、量などが出来上がるコーヒーの味に大きく影響します。

そのため、ドリッパーの形状ごとに、それぞれを適正にコントロールする必要があります。

結果を踏まえ、次回レシピ検証へ

というわけで、当然といえば当然ですが、ハリオV60のレシピをそのままORIGAMIドリッパーに転用しても、美味しいコーヒーを淹れることはできませんでした。

次回、円錐フィルターと、ウェーブフィルターで、それぞれにあった抽出レシピを探っていきたいと思います。

WRITER

THE COFFEESHOP

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