ビーンズデリバリーサービス
について

Qグレーダーという国際資格をもった審査員によるカッピング評価で80点以上という基準が、スペシャルティコーヒーと呼ばれるための最低基準です。その他、”トレーサビリティ”と”サスティナビリティ”がスペシャルティコーヒーの大切な条件とされています。

果実として栽培されてから一杯のコーヒーになるまで、いつ、誰が、どのように流通・加工されたか、透明性をもって追跡できます。定期便でお送りするコーヒー豆には全て生産者や農園の情報、品種、精製方法などが細かく記載されています。

コーヒー豆の生産地は”コーヒーベルト”と呼ばれる赤道周辺の地域に集中しており、ほとんどが中南米やアフリカ、アジアに位置しています。これらの国の多くは、貧困問題を抱える途上国とされています。

農家のほとんどは、実際に消費国でどのくらいの値段でコーヒーが飲まれているのかを知りません。重労働にも関わらず、国際相場などの影響により低賃金で働かざるを得ない生産農家の中には、生活に困窮した結果、違法薬物の栽培に手を出してしまうこともあります。

スペシャルティコーヒーのシステムでは、流通するコーヒーのほとんどが1つの農園、もしくは小規模農家の共同コミュニティ単位で取引されます。生産者が特定できるうえで公正な取引を行うことで、生産者に正当な報酬を支払うことができます。それによって生産現場での設備投資・クオリティの向上・さらなる収入の増加という循環を産むことも可能になります。みなさんが普段飲むコーヒーにもスペシャルティグレードのものを選ぶことで、コーヒー生産者の支援に貢献することができると言えます。また、農業であるコーヒー生産には気候変動の影響も大きく、このままのペースで気温上昇が続くと、2050年までにスペシャルティコーヒーの大半を占めるアラビカ種の栽培に適した土地が、約50%減少するとの指摘もあります。こうした気候変動への対策も、まずは生産者の生活レベルが向上しないことには手を打つことができないのが実情です。スペシャルティコーヒーを取り扱うことは、生産者の暮らしをサポートするだけでなく、気候変動の観点から生産地の環境を考えるためにも重要なポイントです。

夏の間は水出しアイスコーヒーバッグにしてみませんか？定期便でお届けのコーヒー豆を、水出しバッグにしてお届けします。シングルオリジンでも、ミックスオリジンでもOKです。毎年5月〜9月に水出し変更キャンペーンを行いますので、専用のフォームよりご希望の日付をご記入ください。

THE COFFEESHOPの基本レシピブック『BREW GUIDE』を初回にお入れしています。ハンドドリップ、エアロプレス、フレンチプレスでの淹れ方のレシピ（ホット、アイス）や、挽き目のガイドも載っていますので参考にしてください。基本の器具以外で気になるレシピがあればお気軽にお問い合わせください。

シングルオリジンコースでお届けのコーヒー豆について、定期便発送日の21時～、ロースター萩原がライブ配信で詳しくご紹介しています。InstagramとYouTubeで配信中。どなたでもご覧いただけます。どしどしコメントお待ちしております。過去の動画はアーカイブよりご覧いただけます。

YouTubeでは、抽出レシピがリアルタイムで見れるBREW TIMERを随時更新中。ぜひ見ながら一緒に淹れてみてください。最新の器具レビューや、視聴者様の疑問にもお答えしています。気になることがあればどんどんコメントください！